dmd v0.146

D言語の新バージョンが出たわけなのです。
注目すべき新機能として


なんと、識別子にinstanceが使えるようになりました。
古の時代にtemplateの実体化のキーワードとして、
採用されて以来ずーと予約語だったわけですが、ついに識別子へと進化しました。


これでsingletonのような機能を実現する際に

template singleton(T){
T getInstance(){static T instance;if(!instance)instance=new T;return instance;}
}

のように書けるようになり、ソースがより自然に記述できるようになりました。
おお、素晴らしい。


......とか強引に良さげに書きましたが全然どうでも良い話ですね。
単にinstanceが古い予約語から削除されただけです。


他にも、インタプリタっぽく使える機能も追加されました。
D言語コンパイラが爆速なのでインタプリタとしても十分使えますから、中々便利です。


一々コンパイルするのウゼーと思う人には嬉しい話です。